イベント情報

イベントレポート

『終活セミナーin高知』開催報告

報告橋本 秋人(NPO法人ら・し・さ理事)

2019年9月29日(日)午後、曇り空ながらさすが南国の情緒漂う高知市の高知県立県民文化ホールで『終活セミナーin高知』が開催されました。

2部構成の第1部は『終活アドバイザーの可能性を語ろう~人生100年の時代を支える皆さんへ~』。

福祉や障がい者支援を中心に各方面で活躍している正会員の石川智さんが登壇。人生100年時代を迎え、これからますます終活アドバイザーが担う役割が増していくことを熱く語られました。特に、石川さんご自身の経験やお父様とのお別れのエピソードを、時にはユーモアを交え、時にはしんみりとお話され、終活の意味と悔いのない人生を送ることの大切さが伝わってきました。会場もときおり笑いも起きながら、石川さんの話に引き込まれていました。

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第2部のタイトルは「幸せな終活とエンディングノートの書き方」。地元のテレビにも出演するなど幅広く活躍されている正会員の竹村真知恋さんが、さまざまな場面ごとのエンディングノートの具体的な書き方を解説し、想いを伝えることと人のきずなの大切さを伝えられました。これぞエンディングノートの書き方セミナーのお手本と言えるほど理路整然と丁寧に解説をされる竹村さんに、多くの参加者もうなずきながら熱心に聞き入っていました。語り口もゆったりと柔らかく説得力があり、まるでプロのナレーターのようにお話が心地よく耳に入ってきました。

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お二人の講師に共通していたのは、終活の大切さとともに、エンディングノートが終活において果たす役割の重要性について語られていたことで、エンディングノートが終活に必須のグッズであることを改めて認識しました。

当日は、高知県内を中心に25名もの方に参加いただきましたが、なかには愛媛県からの参加や福井県から帰省途中の方の参加もありました。またセミナー後の懇親会には12名の方が参加し、講師を囲みながら、おいしいお酒と海の幸を楽しみました。今後、四国でも終活アドバイザーの輪が広がることを予感させる有意義なイベントとなりました。

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