イベント情報
イベントレポート
【サロン】海洋葬(散骨)体験クルーズ
去る6/25日曜日の午後一時より、株式会社メモリアルスタイルの海洋葬体験クルーズに参加いたしました。
「空前の終活ブーム」という主催者の言葉があり、参加されていた方は皆真剣な面持ちで聞いていました。
この体験会で初めて知りましたが、日本全国で100万柱(人)の遺体が未納骨、内70万柱が納骨の予定がないという話には驚かされました。
海洋葬の歴史から始まり、最近の「子供に墓守をさせたくない」という高齢者の増加、樹木葬との法的な違い(樹木葬ができる場所は墓地として法的に認められた場所のみ)などお話頂きました。
その後はチャータ船を貸し切って散骨するやり方・数組の遺族が合同で散骨するやり方・遺族に代わって散骨するやり方とその費用など説明頂きました。
実際に海洋葬を利用されている方として「海がすき・海にまつわる仕事をしていた」という方が生前から意思をしていたケースが多く、意外なところでは「ディズニーランド好き・飛行機好き」という方がおり、「散骨場所が東京湾」という理由から希望される方もいらっしゃるそうです。
話をしていると30分弱で散骨場所に到着、模擬散骨を行いました。
海域を清め、花と水溶性の特殊な袋に詰めた遺骨(事前にパウダー状に粉骨をします)を海に還し黙祷、周辺海域を周回した後、汽笛を鳴らしてその場をあとにしました。
帰りの航路は質問タイム。現状での利用実績や生前申し込みなどをお聞きしました。また、最近話題の「墓じまい」の際の遺骨の埋葬先としても、「海洋葬」は選択肢の一つに入ってきそうです。そういえば私の近所のお寿司屋さんも「海洋葬」を希望されていました。