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イベントレポート

2024/11/5【東京】有料老人ホーム見学とミニセミナー(11月ら・し・さサロン)

報告

開催報告:有料老人ホーム見学とミニセミナー

 

●開催情報 2024年11月5日(火)

11月のら・し・さサロンは、終活アドバイザーでもある岡本典子さんのミニセミナー付き、「SOMPOケアラヴィーレ」の見学会でした。

 

 

「SOMPOケアラヴィーレ」は要介護1から入居できる「介護付き有料老人ホーム」です。京王線仙川駅から徒歩3~4分と、家族が面会に行くにも大変便利な場所にあります。見学時点の入居者の平均年齢は90.4歳、平均介護度は2.6で、利用者対職員は2.5人対1人。法律上の基準3人対1人より手厚い介護体制となっています。現在満室とのことです。

 

見学会は、まず職員の方たちからのホームのご紹介や、介護や施設運営の理念についてのお話から始まりました。「共生・共育・共創」という3つの理念から、入居者にとっても生きがいがあり、職員にとっても働き甲斐があり、子ども食堂やカフェなど、地域の人たちとのつながりも創りだす施設として、施設長からの「利用者よし、職員よし、未来社会もよしの三方よし」という言葉が印象に残りました。

 

 

つづいての岡本典子さんのミニセミナーでは、「施設見学時のチェックポイント」についてお話しいただきました。高齢者施設選択の具体的なプロセスから見学時の心得や、説明時のポイントなど、すぐに役立つ情報をたくさん教えていただきました。「施設見学チェックリスト」もプレゼントされ、今後の老人ホーム見学では必ず持参しようと思いました。

 

 

さて、いよいよ施設内の見学です。参加者が多かったため、入居者のお邪魔にならないように、4つのグループに分かれて1階から4階のそれぞれの階を見学しました。各階にダイニングがあり、入居者はエレベーターに乗ることなくお食事に行けます。見学したのはちょうどお昼前で、口腔体操の音楽が流れてきました。口腔体操はダイニングに来てやるもよし、お部屋でやるのもよし、やらないのもよしと、お一人お一人の自由を尊重しているそうです。

 

 

日々の生活についても、何かを強制することがない「カスタムメイドケア」の精神で、入居後も「今までの生活をあきらめない」という方針には共感しました。

 

「SOMPOケアラヴィーレ」はリハビリ強化型ホームでもあります。理学療法士が週3日、看護師も毎日9時から18時まで滞在しています。リハビリにおいても「カスタムメイドケア」の観点から本人の気持ちを大切にし、日常生活の中で自然とリハビリができる方法を提案しているとのことでした。

 

老人ホームに入居したらすべてを他人まかせではなく、介護になってもできることは自分でやりたい、自分らしく生活をし続けたいという人にはよいホームだなと感じながら現地を後にしました。

ら・し・さ会員 有田美津子

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