上野で開催していた「ラスト･プランニングノート書き方セミナー」を、今月より「“ら･し･さ”の終活講座」にリニューアルしました。ラスト・プランニングノートをベースにセミナーを進める点は同じですが、時間を2時間に延ばして、実際に書いたり話し合ったりする時間を多くとるなど、バージョンアップした内容となっています。

今回は、「エンディングノートの理論+実技」という組み合わせで行いました。

第1部では、まずノート全体の構成や必要性、効果について実例をあげて説明しました。その後、「マズローの欲求5段階」や「孔子の『下学之功』のすすめ」を交えながら人生後半期の生き方を解説するなど、理論派の若色副理事長らしい進め方でした。知識の引き出しが増えて、ちょっと物知りになったような気がします。

第2部は、「エンディングノートを買ったけれど、なかなか書けない」という方にピッタリの内容です。倉並さん自身がノートを書き始めたきっかけやご高齢のお客様に実際に起こったことなど、すぐに役立ちそうな、実体験に基づく話がありました。明るくテンポがいい話しぶりに思わず引き込まれ、「なるほどこれなら書ける！」と思わせてくれるセミナーでした。

参加者の方々も、「私もさっそく書いてみます」と喜んでいらっしゃいました。

最後の質疑応答も含め、あっという間の2時間でした。